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市船橋は試合前に星稜への激励メッセージ 太田主将は「サッカーの偉大さをあらためて認識」

[ 2024年1月2日 15:40 ]

第102回全国高校サッカー選手権 3回戦   市立船橋4―1星稜 ( 2024年1月2日    柏の葉 )

<市船橋・星稜>被災地にメッセージを送る市船橋イレブン(撮影・小海途 良幹)
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 市立船橋(千葉)が星稜を4―1で破って3大会ぶりの8強を決めた。地元が能登半島地震で被災した星稜の気迫あふれるプレーに一時同点とされたが、底力を発揮して後半に突き放した。

 試合前の集合写真撮影時には前列の選手6人が2文字ずつのボードを手に「力をあわせて乗り越えよう」と対戦相手に激励のメッセージ。通常は前列に5人が並ぶというが「10文字だと(気持ちを)伝えきれない」と太田隼剛主将(3年)は説明した。前夜の地震を受けてイレブンが自主的に発案。「試合は全力でやることが相手にとってもプラスなこと。その前に何かできないかと自分たちで話し合った」という。

 他校からも星稜への応援があったことなどに触れ、太田主将は「サッカーの力の偉大さをあらためて認識できた」と振り返った。

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