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【高校サッカー】星稜 全力プレーで能登半島地震の被災地に元気届ける 山口同点弾も敗退

[ 2024年1月2日 13:54 ]

第102回全国高校サッカー選手権 3回戦   星稜1一4市立船橋 ( 2024年1月2日    柏の葉 )

<市船橋・星稜>前半、山口(左)の得点に喜ぶ星稜応援団(撮影・小海途 良幹)
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 星稜(石川)が能登半島地震の影響を感じさせないはつらつとしたプレーで会場を沸かせた。

 1点を追う前半29分、MF天川達心(たつみ=3年)の左クロスをゴール中央に走り込んだMF山口晴(2年)が合わせて同点に追い付いた。その後はCKから失点して勝ち越しを許し、後半28分、同40分にも失点したが試合終了のホイッスルが鳴るまで全力でゴールを目指した。

 試合前日に発生した地震のため石川県内の交通網がマヒ。学校の応援団は来場できなかったが、このピンチを救おうと日大藤沢サッカー部の選手約50人が集結。時間がない中でも星稜のチャント(応援歌)を懸命に覚えるなどできる限りサポートした。対戦相手の市立船橋からは星稜カラーの緑色のメガホンといった応援グッズも提供されるなど、サッカーファミリー全員で試合を盛り上げていた。

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