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森保ジャパン 史上初の“元日決戦”制す!タイに5発快勝でA代表歴代最長9連勝を達成

[ 2024年1月1日 15:58 ]

国際親善試合   日本5―0タイ ( 2024年1月1日    国立 )

<日本・タイ>後半、ゴールを決め喜ぶ田中(撮影・西海健太郎)
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 森保一監督(55)率いる男子サッカー日本代表(世界ランク17位)は1日、国立競技場でタイ代表(同113位)との国際親善試合に5―0で勝利。後半だけで5得点というゴールラッシュで史上初の“元日決戦”を制し、A代表歴代最長記録となる9連勝を達成。14日開幕のアジア杯に向け弾みをつけた。

 日本は史上初の“元日決戦”として注目を集めた一戦で、A代表初招集のMF伊藤涼太郎(シントトロイデン)らをスタメン起用。MF奥抜侃志(ニュルンベルク)やDF藤井陽也(名古屋)を含めた3人が先発デビュー。代表での出場経験が10試合以上あるのはMF田中碧(デュッセルドルフ)とMF伊東純也(Sランス)の2人のみというフレッシュな陣容となった。

 前半7分、MF伊藤涼がペナルティエリア手前中央から右足シュートを狙うもわずかに枠の外。同30分にはMF伊東がスルーパスから右サイドを突破。そのままドリブルでエリア内に進入し、GKを交わしてシュートを放つも相手DFに防がれゴールならず。同42分にはMF田中が右足でミドルシュートを放つも、相手GKのファインセーブにより得点を奪えないまま前半を終えた。

 後半頭から森保監督はMF堂安律(フライブルク)とMF中村敬斗(23=Sランス)を投入。MF奥抜とMF伊藤涼が前半のみでベンチに退くことになった。すると開始5分で待望の先制点。左サイドのMF堂安が右サイドへ大きく展開。ボールを受けたMF伊東がエリア内でドリブル突破を仕掛け、パスを選択。これが相手DFに当たり、こぼれ球を拾ったMF田中が落ち着いて力強いシュートをゴールネットを揺らし、元旦から6万人超えを記録した“満員”のサポーターに歓喜の瞬間が訪れた。

 試合はMF堂安らの投入で流れを変えた日本が快勝。記念すべき“新年第1号”はMF田中が記録。後半27分にはMF中村敬が2点目、同37分にも途中出場のMF川村が4点目。アディショナルタイムにはMF南野のゴールでダメを押した。後半のゴールラッシュでA代表歴代最長記録となる9連勝を達成した。

▽森保ジャパン9連勝
23年6月15日エルサルバドル戦(〇6―0)
  6月20日ペルー戦(〇4―1)
  9月9日ドイツ戦(〇4―1)
  9月12日トルコ戦(〇4―2)
  10月13日カナダ戦(〇4―1)
  10月17日チュニジア戦(〇2―0)
  11月16日ミャンマー戦(〇5―0)
  11月21日シリア戦(〇5―0)
24年1月1日タイ戦(〇5―0)

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