FC東京、ホームで広島に力負け　新エンブレム発表もサポーターはブーイング…

　FC東京は28日にホームで広島と対戦し1―2で敗れた。0―1の後半17分にアダイウトンの左クロスがオウンゴールを誘い同点に追いついたが、同30分にDF陣が完璧に崩され決勝点を許した。広島には19年8月に敗れて以来、4連勝中で8戦負けなしだったが、その“お得意様”に力負けした。

　これでチームは21日のアウェー横浜FC戦に続き2連敗。クラモフスキー監督は「エキサイティングなフットボールの戦いだったと思っています。結果以外を見れば、イーブンなところも多かったと思います。パフォーマンスに関しましては、自分たちのやりたいよいフットボールを出せていた」と前向きに話したが、今季途中就任で成績はこれでついに6勝2分け6敗の五分に。順位も新潟に抜かれ10位から11位に後退した。

　FC東京はこの日、試合後に来季から使用される新エンブレムを発表。クラブが築き上げてきた歴史の「継承」と、クラブの新しい歴史を創る「革新」への思いが込められたが、元々エンブレム変更には反対の声も多く、この日のふがいない試合内容も伴ってか、試合後のスタジアムにはブーイングが響き渡った。