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【女子W杯】なでしこ1次L突破へ前半2―0 猶本&藤野が待望のW杯初ゴール 第2戦VSコスタリカ

[ 2023年7月26日 14:51 ]

女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグC組   日本―コスタリカ ( 2023年7月26日    ダニーディン )

<日本・コスタリカ>チーム2点目のゴールを決め歓喜の藤野(AP)
Photo By AP

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」は26日、ニュージーランドのダニーディンで行われた1次リーグC組2戦目でコスタリカと対戦。前半25分と27分にMF猶本光とMF藤野あおばのW杯初ゴールが生まれ、2点リードで折り返した。

 前半25分、今大会初先発となった猶本は左サイドでボールを受けると、左足でゴール右へ流し込んだ。前半16分には似たような形で左足シュートを放つも相手GKの好セーブに阻まれていただけに、チームを勢いづける先制点となった。待望のW杯初ゴールに雄叫びを上げて喜びを爆発させた。

 先制点から2分後の前半27分には、藤野が左サイドから流れてきたこぼれ球を右サイドで拾うと、ゴールライン際でドリブル突破を図り、角度のないところからニアサイドに強烈なシュートを放って貴重な追加点をもたらした。W杯デビューとなった22日のザンビア戦でも好プレーを見せていたが、「良さを出せたところはあるが、一番求めているのはゴール」と話していた。ゴール後はベンチに向かって走り仲間たちと熱い抱擁を交わした。19歳180日でのゴールは、永里優季が07年大会アルゼンチン戦で記録した20歳61日を抜き、史上最年少記録を更新した。

 終始、日本がボールを支配しコスタリカを圧倒。2―0で前半を終えた。

 この試合で日本がコスタリカに勝ち、同組のスペインがザンビアに勝つか引き分けると1次リーグ突破が決まる。

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