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大津 決勝は「九州背負い戦う」 亡くなった小嶺先生やコロナ辞退の関東第一のためにも

[ 2022年1月9日 05:30 ]

関東第一との準決勝が中止になり国立競技場のピッチの感触を確かめる大津イレブン(撮影・西海健太郎)
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 大津は10日の決勝戦に向け、準決勝の第2試合前に国立競技場の芝の感触を確かめた。関東第一の辞退により、試合をせずに初の決勝に進んだ山城朋大監督は「決勝に上がった安堵(あんど)もゼロではないが(選手の胸に)ぽっかりと穴があいた感じだ」と複雑な心境を吐露した。

 8日午前には1時間半ほどの練習を行い、強度を落とした紅白戦を実施。指揮官は「負傷している選手もいるのでプラスに捉えて、ケアを入れながらやっている」と説明した。また、「九州を背負ってプレーする」という思いを全体で共有した上で、平岡和徳総監督から「(亡くなった)小嶺先生や関東第一のために戦おう」と言葉を掛けられたという。

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2022年1月9日のニュース