横浜FC加入のFW小川航基、新天地で活躍の誓い「必ず得点を取って昇格させたい」

　J2横浜FCが9日、横浜市内で新体制会見を行った。磐田から完全移籍で加入したFW小川航基（24）ら新加入の11選手が登壇。会見後に小川が取材に応じ、新天地での決意を語った。

　移籍を決めた理由について、「ゼロから死に物狂いでやるのが、僕自身、今必要なことなんじゃないかと思った」と明かし、「またここから這い上がってやるという気持ちがさらに増えた。ジュビロで活躍できなかった分、ここで必ず活躍したい。僕がすることは得点を取ること。必ず得点を取って昇格させたい」と誓った。

　10代から年代別代表の常連で、A代表に初選出された19年12月のE―1選手権では、デビュー戦の香港戦でハットトリックを達成。東京五輪世代の中心として期待されていたが、本大会のメンバーには入れなかった。この冬にはFW前田大然（24）とFW旗手怜央（24）がセルティックに移籍するなど、海外挑戦する同世代も増えている。

　「あの世代で一緒にやっていた選手がどんどん活躍して、成長して、移籍していく中で、もどかしい気持ちもありますし、“何やっているんだ”って気持ちも凄くある」と率直な思いを吐露。「でも」と続け「人との比較は意味がないこと。悔しい気持ちはもちろん持って、刺激にして、A代表に呼ばれるくらい活躍したい」と力を込めた。