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C大阪・乾 復帰後初先発も不発、10年ぶり本拠で主将任されるも「悔しい」3戦ぶり黒星

[ 2021年9月12日 05:30 ]

明治安田生命J1第28節   C大阪0―2札幌 ( 2021年9月11日    ヨドコウ )

<C大阪・札幌>後半、副審にゴールをアピールするC大阪・乾=左(撮影・後藤 大輝)
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 各地で6試合が行われ、C大阪はホームで札幌と対戦し、0―2で敗れた。元日本代表MF乾貴士(33)が復帰後初先発を果たしてフル出場したが、最後までゴールが遠く完敗。3試合ぶりとなる黒星で12位に後退した。

 10年ぶりとなる本拠のピッチで、求めていた結果を得ることはできなかった。今夏に復帰した乾が加入後初先発を果たし、主将という大役も担って左MFに。前半21分のドリブル突破でスタンドを沸かすと、同44分には絶妙なトラップから好機を演出する。だが、何度かゴールに迫りながらも最後までネットを揺らすことはできなかった。

 「特別な思いがあったし、そこで小菊さんから主将を任せてもらった。勝てなかったことが一番申し訳なかったし、悔しい」。C大阪のホームゲームに出場するのは、11年7月31日の鹿島戦以来、実に3695日ぶり。加入後間もない状況ながらゲーム主将も託されただけに「チームを勝たせられなかったのは自分の責任」と悔やんだ。

 これが13連戦の9試合目で、3日前に完勝した札幌にリベンジされてチーム3試合ぶりの黒星となった。次戦は中3日でACL決勝トーナメント1回戦で浦項を再びホームで迎える。

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2021年9月12日のニュース