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INAC神戸・17歳FW浜野まいかが2発 WEリーグ幕開けでニューヒロイン台頭

[ 2021年9月12日 11:49 ]

 日本女子サッカー初のプロリーグ「WEリーグ」が12日に開幕し、さっそくニューヒロインが台頭した。

 開幕カードで最も早い午前10時1分にキックオフを迎えたINAC神戸―大宮戦(ノエスタ)で躍動したのが、まだ17歳のINAC神戸FW浜野まいか。前半12分になでしこジャパンMF杉田のパスから左足でシュートを決めると、同45分には左クロスから頭で2点目を奪い、5―0の開幕白星に貢献した。

 大阪府高石市出身。「F.F.C.Selecao」に所属していた小学生時代から注目を集め、その後はC大阪堺ガールズに加入。中学2年だった18年には、C大阪堺レディースの一員として14歳でなでしこリーグ1部デビューを果たした。

 まだ高校1年だった今年3月には、なでしこジャパン候補合宿に初選出。そして8月、WEリーグ開幕を前にC大阪堺レディースから完全移籍でINAC神戸に加入した。計り知れないポテンシャルを秘めており、星川敬監督は「スピードが彼女の魅力で、スピードのある選手にありがちなコントロールの雑さもない。17歳という枠では捉えていない」と評する。

 今年3月に発表された世界最高の若手をランク付けする『NxGn(NextGenerationの略)』では、女子部門でアジアから唯一選出され、10位にランクインされた。男子部門の1位は、18歳ながら今季からバルセロナで背番号10を背負うFWアンス・ファティだった。

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2021年9月12日のニュース