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ハリル氏が緊急来日 羽田空港で涙「真実を探しに来た」“慰謝料”要求へ

[ 2018年4月21日 15:00 ]

来日したハリルホジッチ前監督
Photo By スポニチ

 成績不振により日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が21日午後に生活拠点を置くフランスから来日した。

 羽田空港で取材に応じ「日本に来る時はいつも喜びを持ってますが、今回の状況は少し特別なもの。45年フットボールに関わっているが、難しい状況になっている。何が起きているのか少し分からない。真実を探しに来ました。ゴミ箱に捨てられたような状態で、誇りを傷つけられたことには戦わないといけない」と発言。涙が浮かんだ目をサングラスで隠しながら言葉を選ぶように話した。通訳として3年間タッグを組んだ樋渡群氏も涙した。

 空港には100人を超える報道陣が殺到。ハリルホジッチ氏は27日に都内で会見を開くことが決まっており、解任に対する反論を行う見通しだ。会見までの1週間で日本サッカー協会と契約解除に関する条件面の交渉を行う予定。関係者によると、満額の違約金80万ユーロ(約1億600万円)に加え、6月14日開幕のW杯ロシア大会での指揮を目前で絶たれた精神的苦痛などに対する“慰謝料”も要求する方針だという。

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2018年4月21日のニュース