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ペトロ監督“因縁対決”必勝だ!4連勝へ古巣相手にも平常心

[ 2018年4月21日 05:30 ]

明治安田生命J1第9節   札幌―浦和 ( 2018年4月21日    埼玉 )

古巣・浦和との対戦を迎える札幌ペトロヴィッチ監督
Photo By スポニチ

 平常心で古巣を討つ!札幌は20日、埼玉県内で最終調整。21日の浦和戦(埼玉)に備えた。昨季まで浦和を指揮したペトロヴィッチ監督(60)は公式戦では初の古巣との対戦。クラブ史上初のJ1での4連勝を懸け、かつての教え子たちと思い出のピッチで激突する。

 「全力で戦って良いゲームをしたい。それだけだ」。指揮官は特別な感情を胸の奥にしまい込んだ。12年に就任し、昨夏まで指揮した浦和との初対戦。「もちろん自分が指導していた選手に会えるのは楽しみ」とした上で「試合はノーマルにやるだけ。プロフェッショナルに戦いたい。サポーターやメディアは興味を引く試合だろうが、34試合のうちの1試合。この試合で生きるか死ぬかの戦いじゃない。いつも通りやるだけ」と続けた。

 因縁めいた一戦でもある。昨年7月30日に成績不振を理由に解任されたペトロヴィッチ監督の退団を決定づけたのは、その前日の札幌戦(札幌ドーム)での敗戦だった。この日の練習後には、選手たちに「敵地でいい試合をしているし、浦和だからと言って怖がる必要はない」と言葉に力を込めた。指揮官の頭にあるのは「勝利」の2文字だけ。J1でのクラブ新記録となる4連勝しかない。

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2018年4月21日のニュース