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麻也 リーグ10戦ぶりの先発復帰 復活を印象づけた72分

[ 2018年4月9日 05:30 ]

プレミアリーグ・第33節   サウサンプトン2-3アーセナル ( 2018年4月8日 )

前半、競り合うサウサンプトン・吉田麻也
Photo By 共同

 サウサンプトンのDF吉田が1月2日のクリスタルパレス戦以来、リーグ10戦ぶりの先発復帰を飾った。試合は強豪アーセナルに逆転負けを喫したものの、吉田は72分の出場で復活を印象づけた。

 W杯イヤーに入って、相次ぐケガに泣かされた。1月に太腿裏の肉離れで2試合の欠場を余儀なくされると、2月には左膝内側側副じん帯を痛めた。当然、3月に行われた日本代表のベルギー遠征にも参加できなかった。日本代表はベルギーでマリ、ウクライナとテストマッチを行ったが、W杯出場権をもたない中堅国に1分け1敗と危機感を募らせる結果に終わった。マリ戦後にハリルホジッチ監督が「5、6人先発がいない、それを感じた試合だった」と話したように、吉田、酒井宏、香川らの不在は大きかった。

 ケガによる離脱は続いたが、W杯を見据えた行動は起こした。3月27日にロンドンで行われたコロンビアとオーストラリアの親善試合を観戦した。頼もしい男がピッチに戻ってきた。

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2018年4月9日のニュース