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田嶋会長 W杯2カ月前に決断「勝つ可能性を数パーセントでも上げたい」

[ 2018年4月9日 16:46 ]

日本代表・ハリルホジッチ監督の解任を発表する日本サッカー協会・田嶋幸三会長
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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長が9日、都内で記者会見を行い、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(65)との契約を7日付けで解除したことを発表した。また、W杯本大会2カ月前にした時期での更迭をめぐり、自身の責任についても口にした。

 自身の立場について「放置してそのまま責任がなくなるかというとそうではない。日本サッカーの発展を第一に考えないといけない」と説明。その上で「W杯での成績で、勝つ可能性を数パーセントでも上げたいというのがある。むざむざとこの状況を見てるわけにはいかなかった。この状況を打破するためにも、この決断をした」と、解任という決断に至った経緯について明かした。

 W杯ロシア大会開幕まで約2カ月となるタイミングでの決断に「ここまでになった責任はあるかもしれない」とも。ただ「ハリルホジッチ監督をサポートし、チームを良くしようと選手も努力をした。そのバランスが崩れてしまった。状況状況で変えていかなければならない。ここにきてその状況が変わったと思っている」と振り返った。

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