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J2徳島、開幕戦で大杉さん哀悼「故郷を愛し、芝居を愛し、サッカーを愛し、すべての人に愛された」

[ 2018年2月25日 14:24 ]

黙とう時、大型ビジョンには大杉さんの写真が掲示された
Photo By スポニチ

 明治安田生命J2リーグが25日、各地で開幕。徳島県の「鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム」で行われた「徳島ヴォルティス―ファジアーノ岡山」戦では、急性心不全のため21日に急逝した徳島県出身の俳優・大杉漣さん(享年66)を哀悼し、午後2時のキックオフ直前に黙とうが捧げられた。

 入場した両チームの選手がメーンスタンド前に整列。「故郷を愛し、芝居を愛し、サッカーを愛し、すべての人に愛された大杉漣さんに黙とう」というアナウンスに続いて、選手、関係者、そして起立したスタンドの観客が大杉さんに40秒近くの黙とうを捧げた。

 徳島県小松島市出身の大杉さんは前身の大塚製薬時代から熱心にチームを応援。関東近県のアウェー戦のみならず、徳島のホームや遠方のアウェー戦にもスタジアム観戦に駆けつける熱烈なサポーターとして知られ、昨年5月13日の岐阜戦では同スタジアムで花束贈呈役も笑顔で務めた。

 クラブは岡山戦でスタジアムに記帳所を設置。徳島の選手、関係者は喪章を着用して試合に臨んだ。

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