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鹿島 内田 2853日ぶりのJ1復帰「優勝するならアウェーで勝たないと」

[ 2018年2月25日 18:29 ]

明治安田生命J1第1節最終日   鹿島0―0清水 ( 2018年2月25日    アイスタ )

<清水・鹿島>ボールをキープする鹿島・内田
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 鹿島の元日本代表DF内田篤人(29)が、10年5月のC大阪戦以来、2853日ぶりのJ1復帰を飾った。0―0で引き分けた敵地の開幕・清水戦に右サイドバックで先発。後半39分までピッチに立った。

 アイスタのある静岡市清水区は、清水東高校時代を過ごした地元。16年秋に生まれた愛娘も初めて試合の観戦に訪れた。「高校時代の友達や家族も見に来てくれた。高校の時もここでやってるし、楽しかった」と振り返った。

 前半は球際やセカンドボールの対応で清水に上回られ、チーム全体が劣勢に立たされた。「後ろで回せばいいのに、なんで蹴ってしまうのか」と思ったといい、チームメートには「縦パスを入れないで」と声掛け。鋭く戦況を読みながら、大きなジェスチャーで仲間に指示を与えた。

 ハーフタイムに大岩監督から気持ちが足りていないことを強い口調で指摘されたイレブンは後半、リズムを奪い返した。それでも1点は遠かった。内田は「うまくいかない時でも勝っていかないといけない。優勝するならアウェーで勝たないと」と力を込めた。

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2018年2月25日のニュース