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J2徳島 数的優位生かせず 大杉さん悼み喪章着用も惜敗

[ 2018年2月25日 16:35 ]

明治安田生命J2第1節   徳島0―1岡山 ( 2018年2月25日    鳴門大塚 )

黙とう時、大型ビジョンには大杉さんの写真が掲示された
Photo By スポニチ

 昨季最終戦でJ1プレーオフ出場を逃して7位に終わった徳島はホームでの今季開幕戦を0―1で落とし、黒星発進となった。

 昨季13位の岡山と対戦し、前半27分にセットプレーから相手が先制。後半33分には岡山のMF仲間が途中出場から3分後に一発退場となって数的優位に立ち、何度も決定的な場面を迎えながら最後までゴールネットを揺らすことはできなかった。

 熱心なサポーターとして知られた俳優の大杉漣さん(享年66)が開幕4日前の21日に急性心不全で急逝。スタジアムに記帳所が設置された岡山戦ではキックオフ前に黙とうを捧げ、選手と関係者は喪章を着用して試合に臨んだ。だが、残念ながら天国の大杉さんへの手向けの1勝はお預け。8753人とJ1だった2014年並みに駆けつけた観客からもため息が漏れた。

 ロドリゲス監督は「セットプレーのところで1本決められてしまって勝ち点3を落とした。細かいところを改善していかないとまた去年と同じようになってしまう」と厳しい表情だった。

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2018年2月25日のニュース