ＦＣ東京　難敵相手に勝ち点１、戦う集団の“片鱗”見せた

明治安田生命Ｊ１第１節   ＦＣ東京１―１浦和 （ 2018年2月24日    味スタ ）

＜ＦＣ東京・浦和＞後半、選手に指示するＦＣ東京・長谷川監督（右）
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　長谷川監督を迎えたＦＣ東京は難敵から勝ち点１をゲットした。堅守からシンプルに速攻を狙い、後半３分にＭＦ東が先制に成功した。直後に同点にされたが、同２５分にスピードが武器のＭＦ永井、同２７分に足元にたけた１６歳のＦＷ久保を投入してギアチェンジ。前線の空いたスペースを突き、最後まで攻撃の手を緩めなかった。浦和からの連敗を６で止めたが、指揮官は「（交代は）勝つため。一発狙った。勝ち点１で残念」と悔しがった。

　大型補強した昨季は１３位と低迷。横一線でのチーム内競争、規律を注入した長谷川監督は試合前にも「戦え！」と選手を鼓舞して送り出した。「もっと攻撃力をつけ、ホームで勝ち点３が取りたい」と指揮官。ＦＣ東京が戦う集団に生まれ変わった片鱗（へんりん）を見せたドローだった。