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G大阪 クルピ新監督来日 第2の香川育成へ「同じこと起これば良い」

[ 2018年1月19日 07:55 ]

来日したG大阪・クルピ新監督
Photo By スポニチ

 第2の香川を育てる!G大阪の新監督に就任するレヴィー・クルピ氏(64)が18日、関西国際空港着の航空機で来日した。C大阪を率いた当時、MF香川真司(28=ドルトムント)やMF乾貴士(29=エイバル)らを日本トップクラスの選手へと成長させた名伯楽は「同じことが起これば良い」と自信。クルピガンバの初陣が2月5日の練習試合、J2京都戦になることも判明した。

 桜から青黒への華麗なる転身だ。名門再建を託されたクルピ新監督が来日。自然と余裕の笑みが浮かんだ。

 「メッチャ、暑い」。報道陣に囲まれ、忘れかけていたという関西弁でまずは笑わせた。C大阪時代は無冠にもかかわらず、名将と呼ばれたのは、香川に乾、清武や山口らを発掘したからに他ならない。タイトル奪取を目標に掲げつつ、自らに課せられたもう一つの任務も理解していた。

 「(C大阪時代は)運が良かったんだ。次から次へと若手が出てきた。G大阪の育成も評判が高い。同じことが起きれば良いね」

 すでに昨季のG大阪の戦いぶりはDVDなどで分析。東京五輪世代で初めてA代表に選出されたDF初瀬やU―23アジア選手権に出場中のFW高木ら若手の存在も頭に入っている。大きな戦力の上積みはなかったものの「良い選手がそろっている。監督が証明しないといけないし、それは僕の仕事だ」と自信を見せた。

 ライバルクラブへの就任も、どこ吹く風だ。「G大阪の監督として帰ってくるのは想定外」。苦笑いしながらも、本拠地が同じパルメイラスとサントスや、ボタフォゴとフルミネンセを率いた経験を持ちだし「勝利を狙う」とダービーでの必勝を期した。

 20日から沖縄1次キャンプがスタート。血の入れ替えを図りながら、もう一度、強いガンバブランドを取り戻す。

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2018年1月19日のニュース