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長崎 新ユニで「平和」発信!被爆地として広島戦で企画も

[ 2018年1月11日 05:30 ]

長崎の2018年シーズンユニフォームがお披露目された(右端は高田明社長)
Photo By スポニチ

 長崎は長崎県佐世保市のジャパネットたかた本社で今季ユニホームを発表した。コンセプトは「平和」だ。クラブの高田明社長(69)は「サッカーを通して全国に平和を発信したい。平和は戦争だけではなく、普段の生活の中でどれだけ平和な心を持てるかということ。選手にもファインプレーを心がけてもらい、中身も伴うチームにしたい」と語った。世界に2つだけの被爆地として、広島戦では平和を訴える企画を検討している。

 戦いの場を「ゼイワン(J1の平戸なまり)」に移すことで、クラブの規模も拡大。高田社長が自ら何度も企業に足を運んで支援を訴え、予算はJ2時代の約7億円から「現段階で20数億は見えた」と3倍に拡大した。

 親会社であるジャパネットホールディングスの高田旭人社長兼CEO(38)は、チケットやユニホームをテレビショッピングでも販売する考え。ユニセフ支援プロジェクトとして、世界の子供たちに教育支援や平和の思いを伝える活動のため、ロゴの無償掲出や3年間で1億円の寄付を実施するという。

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2018年1月11日のニュース