ＦＣ東京　久保　Ｊ１デビュー「緊張感なく溶け込めた」

＜広島・Ｆ東京＞リーグ戦初出場を果たした久保
Photo By スポニチ

　Ｊ１のＦＣ東京のＦＷ久保建英（１６）が２６日、エディオンスタジアム広島で行われた広島戦でＪ１リーグ戦デビューを果たした。１―２とされた直後の後半２２分に１枚目の切り札として投入。得点こそ奪えなかったが、巧みなボールタッチで中盤でリズムをもたらし、ロスタイムには得意のドリブルからシュートを放った。

　「緊張感なく溶け込めた」と振り返ったが、チームは黒星。「１点を追う展開で何とか追いつこうと思ったけど、結果的に追いつけなかった」と悔しさを口にした。

　１６歳５カ月２２日でのＪ１デビューは、１５歳１０カ月６日の森本貴幸（当時東京Ｖ、現川崎）、１６歳１カ月１４日の宮吉拓実（当時京都、現広島）に次ぐ史上３番目の年少記録となった。昨年１１月にはＪ３長野戦に出場し、１５歳５カ月１日のＪリーグ最年少記録を樹立。「去年の１１月にＪ３デビューして、その時は体が硬かったけど、今回は（練習から）いつもやらせてもらっているので、今回の方が自分としてはいいプレーができた」と語った。