３戦連発のエース感涙　ラファエル・シルバ「言葉にならない」

ＡＣＬ決勝第２戦   浦和１―０アルヒラル （ 2017年11月25日    埼スタ ）

後半、浦和・ラファエル・シルバはゴールを決め喜ぶ
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　手負いのエースが、浦和の優勝を決める一撃を見舞った。後半４３分、ＭＦラファエル・シルバは武藤のロングボールに反応。体を反転させてＤＦを振り切り、豪快な決勝弾だ。試合後に涙を見せた背番号８は「言葉にならなかった」と万感の表情を浮かべた。

　第１戦で右足首を負傷しながら強行のフル出場。「右足に強い痛みがあった。それを乗り越えられてうれしかった」と振り返った。７月にスペイン１部ジローナから獲得の打診を受けるもすぐに断りを入れた。その理由は「何も成し遂げていないから」だった。タイトルを渇望していた男が殊勲の活躍を果たした。