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大宮、3年ぶりJ2降格…広島は残留決定、最後の1枠は清水と甲府の争い

[ 2017年11月26日 15:03 ]

<広島・F東京>後半21分、勝ち越しのゴールを決め、大喜びで駆けだす稲垣(右)ら広島イレブン
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 明治安田生命J1リーグは26日、各地で第33節の8試合が行われ、16位の甲府と17位・大宮の直接対決は0―0のスコアレスドローに終わった。この結果、勝ち点25の大宮の3年ぶり2度目となるJ2降格が決定。同29の甲府は最終節にJ1残留の望みをつないだ。

 前節15位の広島はホームでFC東京を2―1で下して勝ち点33とし、J1残留が決定。1―1の後半21分、左サイドのMFフェリペ・シウバからパスを受けた稲垣が右足で決勝ゴールを決めた。同14位の清水はホームで、既にJ2降格が決まっている最下位・新潟に2―3で逆転負けを喫して勝ち点31から伸ばせず。前半に2―0とリードを奪ったが、後半26分から3失点を喫して試合をひっくり返され、残留を決めることはできなかった。

 J1復帰1年目の昨季は年間5位と躍進した大宮だったが、今季は開幕から6連敗と苦戦し、5月28日に渋谷洋樹元監督(50)を解任。伊藤彰前監督(45)がコーチから昇格する形で就任したが、指揮を執った18試合で3勝8分け7敗に終わり、J2降格圏から浮上できなかった。今月5日には伊藤氏を解任し、昨季は鹿島でJ1リーグと天皇杯の2冠を獲得した石井正忠氏(50)が新監督に就任。しかし初陣となった前節は仙台に0―3と大敗し、10戦勝ちなしでJ1残留は風前のともしびとなっていた。

 12月2日の最終節では、甲府はホームで仙台と、清水は敵地で神戸とそれぞれ対戦する。

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2017年11月26日のニュース