浦和・堀監督　来季続投決定的　コーチから昇格、手腕を高く評価

ラファエル・シルバと抱き合う堀監督
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　堀孝史監督（５０）が来季も続投することが２５日、決定的となった。８月に成績不振によるペトロヴィッチ前監督の解任を受け、コーチから昇格、来季終了までの契約を結んでいた。大量失点が目立った前半戦を受け、まず守備の修正に着手、４―１―４―１布陣を確立し、ＡＣＬ制覇を成し遂げた。アジア最優秀監督にもノミネートされている。

　山道強化本部長は「冷静で賢い。指導にはメッセージ性がある」と高く評価。前体制では出場メンバーもほぼ固定されたが、現在は試合前日まで誰が出場するか、選手たちにも分からない。競争心を芽生えさせ、底上げした。前半はほぼ出場機会のなかったＭＦ長沢が一躍、日本代表入りしたのも堀監督の“眼力”といえる。