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浅野母 長女と埼スタで歓喜目撃「もう、感動しました」

[ 2017年9月1日 05:30 ]

W杯アジア最終予選B組   日本2―0オーストラリア ( 2017年8月31日    埼玉 )

<日本・豪州>前半41分、先制ゴールを決める浅野
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 息子の決勝弾を見届け、浅野の母・都姉子(としこ)さん(51)は声を弾ませた。「もう、感動しました」。夏休み最後の日。長女の心春(こはる)ちゃん(5)と2人で埼玉スタジアムに駆けつけると、最高の瞬間が待っていた。

 三重県菰野町で7人きょうだいの三男として浅野は育った。やんちゃだった2歳年下の四男・雄也さんの世話役を買い、「雄也が自分に文句を言ってきたら“お母さんに向かって何て口聞いてるんや!”って叱るときもあった」と都姉子さんは振り返る。面倒見が良く、小学生の頃の夢は「サッカー選手」とともに「保育士」だった。心優しい性格のため、プロになることが決まった時には「人を蹴落としていく世界。大丈夫か」と周囲に心配されたほど。誰よりも家族思いで、ドイツで戦う現在も頻繁に連絡を取り合う。そんな浅野家のヒーローが日本のヒーローとなった。

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2017年9月1日のニュース