×

ハリル監督 試合会場のアナログ時計修理を要請「選手が混乱したら、どうするんだ」

[ 2017年6月13日 12:11 ]

日本代表・ハリルホジッチ監督
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表は13日、午後4時55分(日本時間午後9時25分)から中立地イラン・テヘランで開催されるW杯アジア最終予選でイラクと対戦する。引き分け以上で6大会連続のW杯出場に王手がかかる一戦に向け、バヒド・ハリルホジッチ監督(65)が、試合会場となるシャヒード・ダストゲルディ・スタジアム側に時計の修理を要請していたことが判明した。

 ゴール裏に設置されたスコアボードに付随する試合時間を表示するアナログ時計が故障して動かないことを知ると、スタッフを通してスタジアム側に修理を厳命。関係者は「監督は“正確な時間が分からずにピッチで選手が混乱したらどうするんだ”と話していた。ピッチ状態も含めてかなり厳しい要求があった」と明かした。指揮官はでこぼこだったピッチを平らにすることや芝生のカットも要求。会場の環境は格段に改善している。

 細部にこだわるハリルホジッチ監督らしい万全の準備。12日の公式会見では「イラクの皆様に会場を用意してくれてありがとうと言いたい。大変なこと(7日のテロ事件)が起きたにもかかわらず迎えてくれた。試合会場もトレーニング会場も綺麗なものを用意してくれた。チームを代表して感謝を申し上げる」と感謝していた。

続きを表示

2017年6月13日のニュース