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ハリルJ、W杯出場王手 大迫弾で先制も追いつかれドロー

[ 2017年6月13日 23:25 ]

W杯アジア最終予選B組   日本1―1イラク ( 2017年6月13日    イラン・テヘラン )

サッカーW杯アジア最終予選で、イラクと引き分け肩を落とす日本イレブン
Photo By 共同

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選が13日行われ、B組の日本は中立地イランのテヘランでイラクと対戦。FW大迫勇也(27=ケルン)の5試合ぶりとなるゴールで前半8分に先制したものの、後半27分に追いつかれて1―1で引き分けに終わった。日本は通算5勝2分け1敗の勝ち点17として首位をキープ。6大会連続6度目のW杯出場に王手をかけたが、悔しいドロー決着となった。

 この日31歳の誕生日を迎えたFW本田圭佑(ACミラン)が5試合ぶりの先発。日本は前半8分、その本田がキッカーを務めた右CKにニアサイドの大迫がバックヘッドで合わせてゴール左隅に決めて先制した。前半28分には左サイドから抜け出した大迫がペナルティーエリア付近で倒される場面もあったが、ノーファウル。気温37度を超え、前半32分には給水タイムも設けられた1戦は、後半14分にDF井手口陽介(20=G大阪)、28分にはDF酒井宏樹(27=マルセイユ)が負傷交代。3人の交代枠を使い切った後にFW久保裕也(23=ヘント)や本田が足を引きずる仕草を見せるなど、まさに消耗戦となった。

 1―0のまま勝ち切りたい日本だったが、後半27分に失点。ペナルティーエリア内に持ち込まれたボールをDF吉田麻也(28=サウサンプトン)がGK川島永嗣(34=メス)にキャッチさせようと両手を広げてキープしたところに詰められ、最後はこぼれ球を叩き込まれて同点とされた。

 日本は8月31日にホームで行われる次戦で3位のオーストラリアと対戦。勝てばW杯出場が決定する。

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