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ジャパネット創業者、おなじみ高田氏が長崎新社長に就任!

[ 2017年4月26日 05:30 ]

新生V・ファーレン長崎の今後について語る高田明社長
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 J2長崎は25日、長崎市で株主総会と取締役会を開き、筆頭株主の通信販売大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)の創業者、高田明氏(68)が代表取締役社長に就任することが決まった。

 長崎は2016年決算で1億2000万円の赤字を計上し、約3億円の累積赤字を抱えて経営難に陥っていた。再建を巡っては、3月に英会話学校大手のNOVAホールディングスが5億円を超える支援を打診していたが、長崎は最終的に筆頭株主である地元企業のジャパネットホールディングスが申し出た3年10億円以上の支援を受け入れた。

 明氏は「県民に幸せを感じてもらえるクラブにしていく」と決意表明。スタジアムの集客力アップにファンサービスに力を入れていくことを掲げた。明氏の息子でジャパネットホールディングス社長の高田旭人氏ら計3人が取締役に決定。池ノ上俊一社長は辞任し、荒木健治会長ら取締役3人が任期満了で退任した。

 ジャパネットは全株式取得によるクラブの完全子会社化を目指している。20日時点で9割近くを得ており、今週中にも96%になることを明かし、5月中には全て取得できる見通しだ。5月3日の岡山戦後(トラスタ)にサポーター、ファンに向け、高田新社長があいさつする予定。

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2017年4月26日のニュース