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吉田麻也 日本人初のプレミア100試合出場に王手「勝たないと意味ないんで」

[ 2017年4月26日 10:37 ]

チェルシーのD・コスタと競り合うサウサンプトンの吉田麻也 (AP)
Photo By AP

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也(28)は25日、アウェーのチェルシー戦にセンターバックでフル出場。吉田にとってプレミアリーグ99試合目の出場で、節目の100試合出場へ王手を懸けた。試合は2―4で敗れた。

 吉田は前半5分、D・コスタのマークにつくもアザールへのラストパスを許して先制失点に絡むと、1―3の後半44分にはD・コスタにペナルティーエリアへの進入を許して4失点目。決定的なミスはなかったものの首位チームに力負けし、吉田は試合後、サポーターへのあいさつを終えると渋い表情でピッチを後にした。

 「チェルシーは強い」と苦笑いし、「失点した時間が良くなかった。こういう強い相手とやる時は、代表の試合でもそうだけど、細かいミスが大きな差を生むようになっちゃうので。そういうところをこだわってやらないと」と試合を振り返った吉田。後半24分には左CKからヘディングシュートを狙ったがボールに合わせられず、「ライトとかぶって見えなかった」と話した。

 29日のハル戦に出場すれば、日本人選手では初めてとなるプレミア100試合を達成する。ロンドンにある日本人少年サッカーチーム「samurai」の子どもたち100人をスタジアムに招待するといい、「何か少しでも子どもたちが感じて、将来プレミアリーグに立つ子どもたちが出てきてくれたらうれしい」と未来のプレミア選手たちに期待。「今シーズンの目標にしていたので、それが一つクリアできて嬉しい。ただ勝たないと意味がないんで。勝って、子供たちに会えるように頑張ります」と意気込みを口にした。

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