×

J2名古屋 サポーター5人に入場停止処分 松本戦で殺虫剤使用 侮辱行為も

[ 2017年3月31日 16:41 ]

 J2名古屋は31日、今月26日に松本平広域公園総合球技場で開催された明治安田生命J2リーグ第5節・松本戦において、名古屋サポーターによる「危険物の持込みおよび使用」および「侮辱的行為」が発生したことを公表。「松本山雅FCの選手・関係者の皆さま、ファン・サポーターの皆さまをはじめ、多くの方々に対し多大なご迷惑をおかけし、深くお詫びを申し上げます」と謝罪した。

 クラブによると、アウェー自由席で観戦していた名古屋サポーター5人が殺虫剤をスタジアム内に持ち込み、使用。さらに相手チームを侮辱する行為を行ったことを確認したという。

 「本行為は極めて危険且つ相手チームを侮辱する重大な違反行為」としたクラブは5人に対し、名古屋のホーム戦11試合への入場禁止(その間のアウェー戦、天皇杯等の非主管試合も含む)処分を決定。「ファン・サポーターの皆さまへ」と題する声明で「一部のサポーターの軽率な行動により、名古屋グランパスのサポーターの皆さまとクラブ全体の品位や価値の低下を招く結果となったことを誠に残念・遺憾に思います。これらの違反行為は日本サッカー協会とJリーグが掲げるフェアプレーとリスペクトの精神に反する行為で絶対に許されるものではありません」と断罪し、「ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、引き続き観戦ルールやマナーを厳守してご観戦をいただきますよう、改めてご理解とご協力をお願い申し上げます」としている。

続きを表示

2017年3月31日のニュース