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高倉監督「熊本で勇気あるプレー見せる」4・9コスタリカ戦

[ 2017年3月31日 05:30 ]

コスタリカ戦のメンバーを発表するサッカー女子日本代表の高倉監督
Photo By 共同

 日本サッカー協会は30日、4月9日に行われるキリンチャレンジ杯コスタリカ戦(熊本・えがお健康スタジアム)に臨むなでしこジャパンのメンバー23人を発表した。熊本地震復興支援マッチとあり、昨春の就任以降、日本で初の国際Aマッチを指揮する高倉麻子監督(48)は「熊本で、選手の勇気あるプレーを皆さんにお見せすることができたらいい」と力を込めた。

 4人がA代表に初選出された。注目は昨年のU―20W杯パプアニューギニア大会得点王のFW上野。指揮官も「粗削りだがファーストタッチからシュートまでのイメージがいい。今までにいないタイプで面白い」と期待する。21歳のボランチ隅田(日テレ)、22歳のFW大矢(愛媛)、なでしこチャレンジリーグ(3部相当)の京都に在籍する21歳のDF石井が名を連ねた。

 6位に終わったアルガルベ杯では20歳のMF長谷川、FW籾木らがA代表デビュー。今回は上野と隅田も加わり、元U―20世代はDF市瀬を含み5人に増えた。FW陣は6人全員が23歳以下。「(アルガルベ杯で)また新しく可能性を見せてくれた選手もいる。とにかくチャレンジしてやっていきたい」と指揮官。若い力で被災地を照らす。

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2017年3月31日のニュース