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J2降格の名古屋 風間監督就任を発表「一体となって闘っていきたい」

[ 2017年1月4日 14:49 ]

名古屋監督就任が発表された風間八宏氏
Photo By スポニチ

 今季からJ2で戦う名古屋は4日、新監督としてJ1川崎Fの監督を務めた風間八宏氏(55)の就任が決まったと発表した。

 風間氏は2012年から5シーズンにわたり川崎Fで指揮を執り、16年シーズンはJ1年間勝ち点2位、天皇杯準優勝に導いた。クラブを通じて「この度、名古屋グランパスの監督に就任します風間八宏です。新しい場所、新しい環境で新たな挑戦ができることを楽しみにしています。クラブ、選手、ファン・サポーターが一体となって新シーズンをしっかり闘っていきたいと思っています。日々厳しく楽しい空気感で、トレーニングをしていきます。そして選手の持っている能力を全て出せるグランドをつくっていきます。みんなの願いと期待をひとつに前に進んでいきましょう。よろしくお願いいたします」とコメントを発表した。

 また、川崎Fを通じては「4年半、どんな時もあたたかく支援していただき、ありがとうございました。クラブスタッフはグラウンドだけではなく常に新しい企画を考え、このチームにしかない空気をグラウンドに用意してくれました。選手は常にグラウンドで自らを高め、期待にこたえる努力をしてくれました。サポーターは選手に期待をかけ一緒に戦ってくれました。そして、みんなが1つになった時、等々力劇場が生まれ、私も何度も感動させてもらいました。これは私の誇りであり財産です。フロンターレは、ものすごく大きな可能性を持っているチームです。これからのフロンターレに期待しています。最後に、就任時に大きなフラッグで迎え入れてもらい、ラストゲームでも大きなフラッグと言葉で送り出していただいたことは一生忘れません。本当にありがとうございました」とコメントしている。

 ◆風間 八宏(かざま・やひろ)1961年(昭36)10月16日、静岡県出身の55歳。清水商(現清水桜が丘)から筑波大へ進学し、在学中の80年に日本代表に選出された。卒業後は欧州を中心に活躍し、84〜85年にレバークーゼンアマでプレー。広島に在籍した93年のJリーグ開幕戦では開始1分で日本人Jリーグ初ゴールを決めた。97年に現役引退。桐蔭横浜大の監督、日本協会特任理事、母校・筑波大の監督を経て12年から5シーズンにわたり川崎Fの監督を務めた。

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2017年1月4日のニュース