×

ラモス氏 脳梗塞で入院…早期発見で大事に至らず「一時活動休止」

[ 2016年12月31日 05:30 ]

脳梗塞と診断されたラモス瑠偉氏
Photo By 共同

 サッカー元日本代表MFでJ2岐阜前監督のラモス瑠偉氏(59)が、脳梗塞と診断されたと自身の公式サイトで30日、明らかにした。「一時活動休止をさせていただく」とし「現時点でどれほどの休暇期間を要するか未定」とつづった。

 関係者によると、29日午前7時20分ごろ、都内にある自宅のベッドから落ちているところを夫人が発見。病院に緊急搬送され、脳梗塞の疑いで治療と検査をした。入院先ではベッドで寝ている時間が多いが、意識はあり、会話も支障がないという。事務所関係者は「発見が早かったため大事には至らずに済んだ」と胸をなで下ろした。

 ラモス氏は、77年にブラジルから来日。読売クラブ、V川崎(現東京V)、京都で指令塔としてプレーした。89年には日本国籍を取得。日本代表としても“ドーハの悲劇”と呼ばれた93年W杯米国大会最終予選で日本をあと一歩でW杯へと導く活躍をした。98年に現役を引退後は、ビーチサッカー日本代表監督、東京V監督などを歴任。14年からJ2岐阜の指揮を執っていたが今年7月、成績不振やクラブ体制の刷新を理由に解任された。来年1月8日、静岡市で開催される日韓元代表による交流戦に出場を予定していた。

続きを表示

2016年12月31日のニュース