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赤崎“恩返し弾”「風間さんから教えてもらったことを全部使う」

[ 2016年12月31日 05:40 ]

天皇杯決勝   鹿島―川崎F ( 2017年1月1日    吹田S )

 FW赤崎が決勝で“恩返し弾”を狙う。鹿島は30日、大阪府内で調整。体調不良のFW金崎に代わり、決勝点を挙げた24日の準々決勝から先発を続けるFWは「天皇杯の決勝は小さい頃からの夢の舞台」と気合を入れた。

 1日が川崎Fでの最後の采配となる風間監督は、筑波大の恩師。DF谷口は大学の同級生だ。対戦を願い、29日の準決勝直後に「ちゃんと勝ってこいよ」と試合中だった谷口にLINEを送った。すると谷口が決勝点をマーク。Jリーグチャンピオンシップ準決勝以来の再戦がかなった。「まさか決めると思わなかった」と笑いながら振り返った25歳は「風間さんから教えてもらったことを全部使って、彰悟(谷口)のいる相手のディフェンスラインから点が取れたら一番いい」と理想の得点シーンを描いた。

 金崎も出場に向けてこの日は鹿嶋市内で調整したが、石井監督は「(間に合ったとしても)90分間は無理」としている。先発の可能性が高い赤崎の2戦ぶりゴールで頂点に立つ。

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2016年12月31日のニュース