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大久保 血抜いて得点も抜く!現在5得点、トップと1差

[ 2016年12月31日 05:30 ]

天皇杯決勝   川崎F―鹿島 ( 2017年1月1日    吹田S )

クラブハウス内のロッカーを整理し、荷物を愛車に詰め込む大久保
Photo By スポニチ

 天皇杯は元日、大阪・吹田スタジアムで決勝を行う。鹿島と対戦する川崎Fは30日、川崎市内で約1時間練習。準決勝・大宮戦で左膝を痛めたFW大久保は足のケアに専念した。「試合後は膝に力が入らず、歩けなかった。血がたまっていたので抜いた。決勝はもちろんやります」。練習には加わらずに血を約37ミリも抜いたが、むしろ闘争心に燃えていた。

 大久保はFC東京移籍が決まっており、元日決戦が川崎Fで最後の試合となる。相手はCS準決勝で敗れた鹿島。「勝ってスッキリしたい」と期するものがある。準決勝まで5得点。6点でトップの杉本(C大阪)を1差で追い、4年連続となる“得点王”も視野に入る。天皇杯ではC大阪で01、03年度に2度、決勝へ進出したが、いずれも敗れた。4月29日のG大阪戦で決勝ゴールを決めた吹田スタジアムで“三度目の正直”に挑む。

 練習後にはロッカーから荷物を搬出し、「寂しいね」と話した。エースとして最後の仕事をし、チーム初のタイトルを置き土産にする。

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2016年12月31日のニュース