曽ケ端　神セーブ連発！チーム一丸で２戦連続完封

クラブＷ杯準決勝   鹿島３―０Ａナシオナル （ 2016年12月14日    吹田ス ）

＜鹿島・Ａナシオナル＞ファインセーブを連発する鹿島ＧＫ曽ケ端
Photo By スポニチ

　何度も決定機をつくられながら、最後の最後で耐えた鹿島の守備陣が２試合連続完封を飾った。「ＭＡＴＣＨ　ＡＷＡＲＤ（最優秀選手）」に選ばれたＧＫ曽ケ端は、前半４３分にＦＷベリオとの１対１を防ぐなど好セーブを連発。試合後、ユニホーム姿のまま公式会見に出席した守護神は「何とか勝てたことがうれしい。鹿島にとっても日本にとっても、大きな１勝だったと思う」と喜びを口にした。

　最終ラインも体を張って踏ん張り続けた。ＤＦ植田とセンターバックを組んだＤＦ昌子は、前半２４分に相手のシュートをゴールライン際でクリア。日本では体感できないスピードで攻めてくる相手に「強かった。（自分たちは）必死だった」と言いながらも「しつこく守る中でウチのゲームになっていった」と振り返った。