×

ユーベOBと元日本代表らが激突!トレゼゲ氏が鮮やか左足弾

[ 2016年11月6日 05:30 ]

ユベントスレジェンドチャリティーマッチ ( 2016年11月5日    正田スタ )

<ジャパンレジェンズ・ユベントスレジェンズ>後半、斉藤俊(左)と競り合うトレゼゲ

 日伊国交150周年記念のサッカー慈善試合「ユベントスレジェンドチャリティーマッチ」(スポニチ後援)が5日、群馬県前橋市の正田醤油スタジアムで行われた。イタリアの名門ユベントスOBチーム「ユベントスレジェンズ」と、元日本代表選手らで構成された「ジャパンレジェンズ」が対戦。セリエA元得点王で元フランス代表のFWダヴィド・トレゼゲ氏(39)が得点して会場を沸かせた。試合は5―4でジャパンレジェンズが勝利した。

 “主役”が6033人のファンの視線をくぎ付けにした。ユベントスレジェンズが1―4で迎えた後半27分だ。FWトレゼゲ氏がアモルーゾ氏から中央でパスを受けると、ワンタッチで左足を振り抜いた。「サポーターがたくさん来てくれたおかげ。前橋の皆さんに楽しんでもらえてよかった」と鮮やかなゴールを笑顔で振り返った。98年W杯でフランスの初優勝に貢献。ユベントスで01~02年に24ゴールを挙げてセリエA得点王に輝いた決定力は健在だった。

 そのトレゼゲ氏と2トップを組んだのは、94~97年に磐田でプレーしたスキラッチ氏。90年W杯で得点王に輝いた元イタリア代表ストライカーは、1点を追う前半16分にゴールを決めて会場を沸かせた。元イタリア代表のMFディノ・バッジオ氏、MFディリービオ氏、DFフェラーラ氏ら名門でプレーしたスターが往年の技を披露。メンバー招集にも尽力し、ジャパンレジェンズで2得点を挙げた元磐田のFW松原良香氏は「みんな年は取ったけれど(ユベントスレジェンズは)スペースの消し方や守備の仕方が全然違う」と感服の様子だった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月6日のニュース