×

過去3度は全敗も…浦和 鬼門突破で“真の王者”となってCSへ

[ 2016年11月3日 05:30 ]

明治安田生命 J1第2S第17節 ( 2016年11月3日    埼玉 )

柏木(左)、那須(中央)らと笑顔で話す浦和FW興梠

 年間勝ち点1位の浦和は最終関門をくぐり抜け、チャンピオンシップ(CS)のシード権を確保する。

 3日にホームで横浜と対戦。94、02、08年と過去3回あった最終節での横浜戦はいずれも敗北しているだけに“4度目の正直”での勝利を目指す。第1ステージでは引いて守る横浜を崩せずにスコアレスドローだったが、今季チーム最多14得点のFW興梠は「自分たちのやり方を貫く」と闘志を込めた。

 現在6連勝中で勝ち点は「73」。最終節で白星締めを果たせば、リーグ最多勝ち点記録を更新し、史上最強の看板を引っ提げてCSへ向かうことができる。「最後は気持ち良く終わりたい」と興梠は言い、前節に第2S制覇を決める得点を挙げたMF武藤も「ホームで勝って年間勝ち点1位を決めたい」と宣言。絶好調の浦和に死角はない。

 ▼J1年間勝ち点1位争い 現在1位の浦和が横浜戦に○ならばそのまま1位が確定。浦和が△の場合は2位川崎FがG大阪戦に○ならば逆転で1位となるが、△か●では浦和が1位。浦和が●の場合は川崎Fは○で逆転1位だが、△の場合は勝ち点73で並び、得失点差(現在は浦和が+33、川崎Fが+30)で決着。浦和は2点差以内の●ならば1位となる。それも並んだ場合の総得点(現在は浦和が60点、川崎Fが66点)での決着の場合は川崎Fが有利だ。

続きを表示

2016年11月3日のニュース