シュツットガルト浅野　リーグ戦初２桁弾＆１部復帰、地元紙に誓う

カールスルーエ戦でゴールを決めジャガーポーズを見せるシュツットガルトのＦＷ浅野（右）

　ドイツ２部シュツットガルトの日本代表ＦＷ浅野拓磨（２１）が、自身初となるリーグ戦２桁ゴールを目標に掲げた。

　リーグ戦出場７試合目となった１０月３０日の敵地カールスルーエ戦で、待望の欧州初ゴールをマーク。２日に地元のビルト紙、キッカー誌で特集記事が掲載された。「俺はシュツットガルトのジャガーだ」と見出しが付けられたビルト紙で、浅野は「日本で１シーズン２桁得点を達成したことがない。シュツットガルトでそれを成し遂げるのが個人的な目標。チームとしてはもちろん昇格したい」と昨年に広島でマークしたＪ１・８得点（３２試合）を越えるゴール量産で、チームの１部復帰に貢献することを誓った。

　今夏に広島からプレミアリーグの強豪アーセナルに完全移籍。英国での労働許可証が下りずシュツットガルトに期限付き移籍となったが、キッカー誌で「頭にあるのはアーセナルではなく、シュツットガルトのこと」と語った。