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名古屋、4カ月ぶり勝った!闘莉王、J復帰戦で攻守にさすがの存在感

[ 2016年9月10日 20:57 ]

<新潟・名古屋>前半、ドリブルで攻め込む名古屋・闘莉王

明治安田生命J1第2S第11節 名古屋1―0新潟

(9月10日 デンカS)
 明治安田生命J1リーグ第2ステージは10日、各地で第11節の9試合が行われ、年間16位でクラブ初のJ2降格危機に直面している名古屋が1―0で新潟を下し、5月4日の第1ステージ第10節・横浜戦(豊田ス)以来19試合ぶりとなる勝利をマークした。前半28分にFW川又堅碁(26)が頭で決めた1点を守り切った。

 8月末に電撃復帰した元日本代表DF田中マルクス闘莉王(35)は昨年11月22日の鹿島戦(カシマ)戦以来293日ぶりとなるリーグ戦復帰を果たし、いきなり90分間フル出場。センターバックとして出場した守備では相手の決定的な突破をイエロー覚悟の激しいスライディングで止め、セットプレー時に高さを生かすのはもちろん、大胆なサイドチェンジや効果的なパスでもチームの攻撃を活性化させた。

 チームは前半28分、田口の右CKを川又が頭で決めて先制。この1点を守り切った。スコアレスドローはあったものの、完封勝利は2月27日に行われた磐田との第1ステージ開幕戦(ヤマハ)以来約7カ月ぶり。「生きるか死ぬかの気持ちで戦うだけ」と話していた闘莉王の復帰で息を吹き返した名古屋。“闘将”を呼び戻したジュロブスキー監督は就任2戦目で巻き返しの足がかりとなる大きな1勝をつかんだ。

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2016年9月10日のニュース