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一度は辞退も…久保 リハビリ兼ねU23“緊急参戦”へ!

[ 2016年5月24日 06:03 ]

 下半身の違和感でトゥーロン国際大会を辞退したヤングボーイズのFW久保裕也(22)が、手倉森ジャパンに“緊急参戦”することが23日、分かった。スイスでのシーズン終了後、現地入りする。プレーはしないものの、リハビリを行いながらU―23代表の戦いぶりを自らの目で徹底チェック。攻撃の中心として本大会に向けイメージづくりを行う構えだ。

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 体は動かせなくても、頭は動かせる。トゥーロン国際大会を辞退した久保だが、25日のリーグ最終戦トゥーン戦後にフランス入りすることになった。

 クラブ側が大会参加を了承したため、久保は本来なら22日のバーゼル戦後にU―23日本代表に合流する予定だった。しかし、4月中旬に下半身に違和感を覚えたことにより出場を辞退。それでも状態を確認したい手倉森監督から合流を要望され、温暖なフランスの地でリハビリも兼ねて現地入りすることになった。プレーはできないものの、自らの目でU―23代表の試合をチェックし、新戦力との融合を図ることができる意義は大きい。

 FW富樫やMF喜田とは、これまでの世代別代表を含めて一緒にプレーした経験がない。特に21日のパラグアイ戦でも先発した富樫とは、本大会でもコンビを組む可能性がある。プレースタイルだけではなくコミュニケーションを直接取ることで、双方が求める動きや考え方など理解を深めることができそうだ。

 久保は22日、ホームでのバーゼル戦を観戦。五輪本大会で対戦する可能性がある相手ボランチのMFアレクサンダーフランソンについて「バーゼルは全員が球際に強いので際立っていなかっただけかもしれないけど、そこまでのインパクトはなかった」と既にライバルもチェック済み。負傷中でもできることは全てこなし、リオ五輪本大会への準備を進めていく。

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2016年5月24日のニュース