マンＵ18歳のラシュフォード　イングランド代表で欧州選手権出場も

マンチェスターＵの１８歳の新星ラシュフォード（ＡＰ）

　マンチェスター・ユナイテッドの新人ＦＷマーカス・ラシュフォード（１８）が、イングランド代表として６月開幕の欧州選手権に出場する可能性が浮上した。

　１４日付の英紙サンが伝えたもの。同代表のホジソン監督は１６日に欧州選手権の予備登録メンバーを発表する予定。ラシュフォードはそのメンバーには入らず“練習生”として初招集される見通しだが、２７日の親善試合オーストラリア戦（サンダーランド）で活躍をすれば、滑り込みで代表入りする可能性があるという。

　９歳から地元のマンチェスターＵの下部組織で育てられたラシュフォードは、２月にトップチーム初出場から公式戦２戦４ゴールという鮮烈なデビューを飾った。その後もコンスタントに活躍し、プレミアリーグ１０試合４得点、公式戦１６試合７ゴールをマーク。ホジソン監督は３月に「２年前から注目していた」と発言していた。

　イングランド代表のＦＷは、主将のルーニー（マンチェスターＵ）、ケイン（トットナム）、バーディー（レスター）、スターリッジ（リバプール）が当確。有力だったウェルベック（アーセナル）が８日のマンチェスターＣで右膝を負傷し全治９カ月と診断されたことを受けて、“ＦＷ５人目枠”の候補に今最も勢いのある若手ストライカーであるラシュフォードが急浮上した形だ。