×

FC東京、森重2発でE組首位浮上!次節出場停止の主将が存在感

[ 2016年4月6日 22:53 ]

<江蘇蘇寧・FC東京>前半、先制ゴールを決め笑顔のFC東京・森重(中央)

ACL1次リーグE組 FC東京2―1江蘇蘇寧

(4月6日 南京)
 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は6日、各地で1次リーグ第4節が行われ、E組のFC東京はアウェーで江蘇蘇寧(中国)と対戦。主将を務める日本代表DF森重真人(28)の2ゴールで2―1と競り勝ち、E組首位に躍り出た。前節首位の全北(韓国)がビンズオン(ベトナム)に2―3で敗れ、全北の勝ち点6を同7のFC東京が上回った。

 FC東京は3―2で勝利を収めた2日の明治安田生命J1第1ステージ第5節・名古屋戦(味スタ)から先発3人を入れ替え、U―23日本代表合宿に初招集されたMF橋本やMF水沼、FWバーンズが先発。前半30分、左CKからの攻撃で最後はこぼれ球に反応した主将の森重が右足でミドルシュートを叩きこんで先制した。

 だが、わずか2分後、橋本がペナルティーエリア内で相手MFラミレスを倒したとしてPKを献上。選手たちの猛抗議も実らず、前半34分にこのPKをFWジョーに決められて試合は振り出しに戻った。

 城福監督は後半19分にMFハ・デソンに代えてFW阿部、28分にバーンズに代えてMF河野、さらに33分にはFW前田に代えてFW平山を投入。34分に阿部が放ったシュートはわずかに外れ、37分には右クロスに平山が体を投げ出したが、ボールにはわずかに届かなかった。だが、直後の38分、右CKからサインプレーでMF米本が出したグラウンダーを森重が右足で決めて、ついに勝ち越し。江蘇蘇寧の反撃をしのいで勝利を収めた。

 4月20日にホームで行われる次節は、全北との首位決戦。守備の要で、この試合で2ゴールを決めた森重が累積警告による出場停止で不在となるが、全員の力で戦い抜きたいところだ。

 ▼城福監督 強固な守備のチームを相手に2点を取れたことは非常にうれしく、自信になる。

 ▼森重 アウェーで勝利を挙げられたのは大きいと思う。

続きを表示

2016年4月6日のニュース