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宮吉が移籍後初ゴール!広島 2発快勝で1次リーグ自力突破復活

[ 2016年4月6日 05:30 ]

ブリラム戦の前半、先制ゴールを決め、佐藤(右)と抱き合って喜ぶ広島・宮吉

ACL1次リーグF組 広島2―0ブリラム

(4月5日 タイ・ブリラム)
 広島は自力でのACL1次リーグ突破の可能性が復活した。0―0で迎えた前半ロスタイム。FW宮吉の移籍後初ゴールで先制。後半43分には途中出場のMF柴崎が追加点を奪った。2連敗からの2連勝。森保監督はアウェーで奮起した選手たちを称えた。

 「非常に厳しい条件の中、選手がいい準備をしてハードワークした。タフに粘り強く戦って勝利を収めてくれた」

 これまで3試合連続先発出場していたU―23日本代表FW浅野が右腸腰筋損傷で離脱した。さらに移動の負担も大きかった。J1仙台戦の翌2日に広島空港を出発し、成田空港を経由してバンコクに到着。そこで一夜を明かし、3日にバンコクから約400キロ離れたブリラムへ飛行機で移動した。出発から現地到着までに費やした時間は、実に約23時間。さらに日が沈んでも30度を優に超える暑さなど悪条件が重なった中での勝利だった。

 残り2戦で2位・山東魯能に勝ち点1差と迫った。20日に迎える次節は敵地での山東戦。MF青山は「ホームで負けているし、勝つしかない」と訴えた。2年ぶりの決勝トーナメント進出へ、負けられない戦いが続く。

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