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澤、一問一答「これからも日本女子サッカーが輝かしい場所であるように」

[ 2015年12月27日 16:59 ]

<INAC神戸・新潟>後半33分、ゴールを決め大野らとともに喜ぶINAC神戸・澤

第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝 INAC神戸1―0新潟

(12月27日 等々力)
 第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は27日、神奈川県川崎市の等々力陸上競技場で決勝戦が行われ、INAC神戸が今季限りで現役引退するMF澤穂希(37)の決勝ゴールで新潟に1―0で勝ち、4連覇した2013年以来2年ぶり5度目の優勝を決めた。

 6度のワールドカップ(W杯)と4度の五輪に出場した“レジェンド”澤は現役ラストマッチを最高のフィナーレで締めくくり、試合後はチームメートの手で4度宙を舞い、表彰式では主将の大野とともに皇后杯を高々と掲げた。

 澤の試合後インタビューでの一問一答は以下の通り。

 ――最高の形で締めくくりました。
澤 本当に皆さんの力で何とか勝てて本当に良かったです。

 ――胴上げの瞬間はどんな気持ちでしたか?
澤 素直にうれしかったです。

 ――試合を決めたのは後半33分、コーナーキックから澤選手のヘディングでした。
澤 川澄選手のボールが良かったので、あとは当てるだけでした。とにかくきょうは得点を狙っていたので、決めれて最後を終われる形で良かったと思います。

 ――勝負どころで取りますね。
澤 とにかく現役最後の試合で、こういう形でしっかり得点を取れたというのは、本当に非常にうれしく思います。

 ――引退を発表してから、チームメートからはどんな声を?
澤 本当に練習からも試合でも、皆がしっかり声をかけてくれて、最後、澤さんに優勝をということで、皆が力を合わせて練習からやってくれたので、本当にたくさんの方々に助けられました。

 ――皇后杯史上最多の2万人以上の観客が詰めかけました。
澤 本当にたくさんの応援してくれる方々が来てくださって、最後いい形で得点もできたので、きょうは寒い中、会場に足を運んでくださった皆さん、本当にきょうはありがとうございました。

 ――公式戦すべてを終えた率直な気持ちは?
澤 なんかまだ来年もグラウンドで走っているような気がしますけど、本当にいい形で、最高の仲間と、最高のスタッフと、最後に優勝できて本当に良かったです。

 ――一番印象に残っていることは?
澤 どの試合も本当に印象深い試合で、とにかくこのメンバーで最後戦えたことが本当に良かったと思います。

 ――今後についての思いを。
澤 私はきょうで引退しますが、これからも日本女子サッカーが輝かしい場所であるように、一人でも多くの方々に引き続き応援してほしいなと思います。今後とも女子サッカーをよろしくお願いいたします。

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2015年12月27日のニュース