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U22システム変更 ロングボール対策徹底で4―4―2へ

[ 2015年12月27日 05:30 ]

U22沖縄合宿

 来年1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(1月12日開幕、カタール)に向けて合宿中のU―22日本代表は26日、沖縄県石垣市内で調整した。

 手倉森監督は最終予選の1次リーグ3試合を4―4―2で臨む構想を明かした。1次予選で使い「日本に一番合う」という基本布陣の4―2―3―1から変更し、ロングボールを駆使してくる北朝鮮やサウジアラビア対策を行う。

 ボールの出どころを2人で抑える。指揮官は「前線からプレスをかけるため」と4―4―2システム採用の意図を説明する。ロングボールを放り込んでくる相手最終ラインに、人数をかけてブロックする考えだ。

 この日は攻撃の練習でも2トップを採用。クロスからのシュート練習を繰り返した。「2人の動きが(ペナルティー)ボックス内で合えば(1トップよりも)ゴールになる可能性は高まる」と意図を明かした。本番まで残すは半月。攻守で4―4―2のストロングポイントを選手に刷り込み、6大会連続五輪切符獲得へ好スタートを切る。

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2015年12月27日のニュース