×

広島、G大阪に2発快勝も第2S制覇お預け 圧倒的優位は変わらず

[ 2015年11月7日 15:57 ]

<G大阪・広島>後半10分、先制ゴールを決め、歓喜のポーズの広島・ドウグラス(左は青山)

J1第2ステージ第16節 広島2―0G大阪

(11月7日 万博)
 J1第2ステージは7日、各地で第16節の9試合が行われ、第2ステージ制覇に王手をかけていた広島は2―0でG大阪を下して勝ち点37に伸ばしたものの、2位・鹿島も勝って同34としたため、優勝決定は今月22日に行われる最終節に持ち越しとなった。

 広島は後半10分、MFドウグラス(27)がペナルティーエリア付近からの右FKを左足で直接決めて先制。同44分にはMF清水航平(26)が追加点を決めて逃げ切った。

 チャンピオンシップ(CS)出場となる年間3位がかかるG大阪は前半から日本代表FW宇佐美貴史(23)らが積極的にシュートを放つも決まらず、後半には広島MFドウグラスの先制FKを止めにいった着地の際に日本代表GK東口順昭(29)が右ひざを負傷して交代、後半ロスタイムにはFWパトリック(28)が一発退場となるアクシデントもあり、7分が掲示されたロスタイムへ反撃ムードもしぼんだ。

 広島の元日本代表FW佐藤寿人(33)は、元日本代表FW中山雅史(48=現JFL沼津)のJ1歴代最多157得点に「あと1点」と迫っていたが、後半27分にFW浅野拓磨(20)と交代し、記録達成は7試合足踏みとなった。

 第2ステージ優勝が最終節へ持ち越しとなった広島だが、2位・鹿島との勝ち点は3差のまま、得失点は12と大差がついており、圧倒的優位が揺るがない。最終節は広島はホームで湘南と、鹿島はホームで名古屋と対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2015年11月7日のニュース