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熊本・小野監督、スタッフに「行き過ぎた注意」…Jが厳重注意処分

[ 2015年11月7日 14:59 ]

J2熊本の小野剛監督

 J2熊本は、小野剛監督(53)が男性スタッフに「行き過ぎた行動」を取り、Jリーグから厳重注意処分を受けたことを7日に公式サイトで発表し、謝罪した。Jリーグの処分は今月5日付。

 クラブは公式サイトで、小野監督が「8月26日、数名の選手とのミーティング後、合流した段階で、チームの紅白戦の前のピッチが整備されていないことに対し、チームスタッフの怠慢であるとし、スタッフの一人に行き過ぎた注意をした」と日本サッカー協会の暴力根絶相談窓口へ通報された問題の詳細を説明。「監督は常日頃から先頭に立って、試合はもとより、練習の際も選手の怪我、練習環境に大変気遣いをしており、今回もそういう思いが行動に表れた結果ひきおこされました」と記した。

 続けて「当該スタッフとは、すぐに和解し、その後、スタッフ・選手全員に事の次第を報告、謝罪をしました。しかし、その行動は行き過ぎたものであり、決して許されるものではありません。ロアッソ熊本をご支援頂いているファン、サポーターの皆様、スポンサー、株主、行政をはじめ、熊本県民の皆様に、ご迷惑ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 小野監督は1988年にJFAスタッフになり、97年にS級コーチライセンスを取得。同年、日本代表の加茂周監督更迭で後任に就任した岡田武史氏からアシスタントコーチに指名され、98年ワールドカップ(W杯)フランス大会では日本代表コーチを務めた。2006年にJFA技術委員長に就任し、10年1月まで同職。2014年に熊本の監督に就任し、今季はここまで13勝12分14敗の11位。

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2015年11月7日のニュース