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ブラジル初戦黒星 大黒柱ネイマール不在響き連係不足ぬぐえず…

[ 2015年10月10日 05:30 ]

大黒橋ロネイマールを欠いたブラジルは、チリにまさかの黒星でぼう然とする(AP)

W杯南米予選 ブラジル0―2チリ

(10月8日)
 W杯南米予選は、アルゼンチンとブラジルがともに初戦で敗れる波乱の幕開けとなった。8日に5試合が行われ、FWメッシが負傷欠場中のアルゼンチンはホームでエクアドルに0―2と苦杯。FWネイマールが出場停止処分のブラジルはアウェーで今夏の南米選手権優勝のチリに0―2と完敗した。コロンビアは司令塔ハメス・ロドリゲスをケガで欠きながらペルーを2―0と破った。

 ブラジルはネイマール欠場の影響はやはり大きく、南米予選で初めて初戦黒星を喫した。今季バイエルンMで好調のドグラス・コスタをネイマールの代わりに左サイドで起用したものの連係不足を露呈。センターFWのフッキも孤立気味で、後半31分から投入された35歳のFWオリベイラも力不足を感じさせた。シュート数は10―11とほぼ互角ながら枠内シュートは2―7と精度を欠き、現在の南米王者チリに15年ぶりに敗戦。ドゥンガ監督は「相手の方がチャンスに決めていた。中心選手を欠くとチームに影響があるのは間違いない」とベネズエラとの次戦(13日)まで出場停止の大黒柱不在を嘆いた。

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2015年10月10日のニュース