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香川今季3点目も「もっと決めないと」 退任の恩師に贈った

[ 2015年4月19日 05:30 ]

<ドルトムント・パーダーボルン>後半、ゴールを決める香川(左)

ブンデスリーガ第29節 ドルトムント3―0パーダーボルン

(4月18日)
 ドルトムントのMF香川が恩師にゴールを贈った。フル出場で2―0の後半35分、リーグ戦3試合ぶりとなる今季3点目を決めた。相手パスミスからの速攻で、MFムヒタリャンからパスを受け、相手GKとの1対1を左足で冷静に流し込み、正真正銘のゴールを挙げた。「いいパスが来た。(今季)ホーム2点目なのでもっと決めないと」と語った。

 試合後に笑顔で握手したクロップ監督が15日に今季限りでの退任を表明。その後、最初の試合で大きな注目を集めていた。試合後に「成績が悪かったので(退任は)起こり得ること」と冷静に話した香川だが、クロップ監督は、10年にC大阪から加入した直後から香川をトップ下に据えて11、12年とリーグ連覇を達成。今季マンチェスターUから復帰後、調子が上がらない中で「シンジの高い能力は変わっていない」と擁護してくれた。前節ボルシアMG戦で精彩を欠き、ベンチスタートが予想されていた中、先発で起用してくれた恩師の期待に応えるゴールとなった。

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2015年4月19日のニュース