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“ハリルが動く城”完成!念願の監督室から強化作業に没頭へ

[ 2015年4月3日 07:38 ]

日本代表・ハリルホジッチ監督

 「ハリルの城」が完成した。日本代表のハリルホジッチ監督が日本協会にリクエストしていた監督室が2日までに都内のJFAハウス10階に誕生。会議室だった約10畳のスペースを改造。監督専用のデスク、スタッフミーティングが可能な応接セット、世界中のサッカーが視聴可能なテレビが用意された。

 ハリルホジッチ監督はこの日もJFAハウスを訪れ、完成した監督室で作業に没頭したが、最も重視していたのが机だという。指揮官は試合ごとのパスの本数、成功率、走行距離などはもちろん、過去の代表戦にもさかのぼり、FK、CKの成功率など日本の強み、弱点などをデータ化した資料をミーティングでフル活用する。その作業を進めるには自身専用のデスクが不可欠だった。

 就任から21日。実は休日とされていた先月21日も協会スタッフがJFAハウス内で黙々と作業するハリルホジッチ監督の姿を発見しており、完全無休の状態だ。また、指揮官は“月1”で合宿開催を希望していたが、協会関係者によれば4月は日程的に困難という。だが、合宿が開催できなくても「ハリルの城」では日々、日本代表の強化が進められる。

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2015年4月3日のニュース